竹,塩ビ管,割り箸,松ヤニ,リリアン糸,クラフトテープ
・伝承遊びをする。 ・3cmくらいのタケの筒に,リリアン糸を通したクラフトテープを貼る。割り箸の先に松ヤニを塗り,ぐるぐると回す。 ・カエルかセミのような,おもしろい音がする。
観光地の土産物屋では,セミ笛(竹製)として売られています。セミ笛を振り回すと,松ヤニとリリアン糸がこすれます。その振動が糸電話のようにリリアン糸を伝わって,油紙を振動させます。それが竹筒の共鳴により増幅され,大きな音が聞こえます。リリアン糸を爪などでこすっても音が出ます。音が振動であることがよくわかります。 竹の代わりに,塩ビ管やフィルムケース(塩ビ管の方が重くて良い)などでも作ることができます。紙やプラ板などにセミやカエルの絵を描いて塩ビ管に貼ると,より楽しい作品ができます。 塩ビ管(直径18mm長さ30mm)の一端にクラフトテープを貼り付けます。クラフトテープの中心にリリアン糸(20cmぐらい)を通し,爪楊枝に結んで留めます。竹箸を削り,ビーズ2個を5mmぐらいあけて固定します。そこに,融かした松ヤニを塗りつけてできあがりです。松ヤニのかたまりを空き缶に入れてアルコールランプなどで融かすとき,加熱しすぎに注意してください。燃え出すおそれがあります。融けたら火を止めて木工ボンドを混ぜると,固まったとき割れにくくなります。 ゆっくり回したり速く回したりして,音の変化を楽しんでみましょう。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) もしもしホーンを作ろう ペンシルバルーン電話で遊ぼう 思いこみで聞こえるカラスとニワトリ
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